島本和彦について

ブログに移行と云う事で、関連して少し。
トラックバックは畏れ多くて出来ないのです。
十七日の日記で、色々と身につまされる。
クリエイターとしての姿勢の件では、昨年の仮面ライダー響鬼事変を思い出しますね。
表現者として凄いと思うのは、漫画にせよ文章にせよ、こう云う内容の事を波風を立てずに著せる事。
どうしても攻撃的になりがちな話を、実にやさしく語る。
以前、金月龍之介の文章でも同じ事を感じ、ああこの人達は大人なのだなと。
そう考える程、この二人のタッグの仕事をもう一度見たいと思わされる。
アニメ店長は互いに不干渉で、実質は共同の作品では無いのですが。
表面的な作りは異なれど、ラジカルな部分で同じ空気を持っている。
最白IIIに対する「ガンダムネタが無くなったからパワーダウンした」なんて意見は、アニメ店長の本質を何にも判っていない奴の児戯で、ケロロ軍曹でも読んでいろと云いたくなる訳で。
アニ店ドラマCDの最高傑作は、この最白IIIだと思っています故。
ケロロケロロで、人気相応の物を備えてはいるのでしょうけれど。
アニメ店長が持つ本質的危うさは商売には向かない事を承知で、またドラマCDを出して欲しい。切に。
こんな風に、私が書くと、棘のある文になってしまうのですね。
やっぱすげぇ。