らき☆すた 12話

全体的にはやっぱりどうでもいい感じでしたが。
アニメ店長パートだけは、別作品が如く綺麗に纏まっている。絵柄が違うとかの次元の話ではなく。
関智一杉田智和のWトモカズとか、兄沢が宗介を推すとかの誰でも思い付く声優ネタを発展させて
きちんと落ちまでつけるという点において、きわめてアニ店らしくありました。
逆に、ここがしっかりしているだけに、今回の晴海云々とか10話のツンデレ話は単に気持ち悪いオタクトークだし、
ゴッドマンなんかに至っては媚びでしかない事が浮き彫りになってる気がする。
我々オタク程度のレベルに降りちゃってるものは、瞬間的には笑えても、業界最高峰だと絶賛する気にはなれません。
相変わらず、想像力の欠けたファンのせいで損をしている感じ。
こうなってくると、兄沢がオリジナルキャストな事なんか何一つ賞賛ポイントにはならないわけですし。
想像力がない人達に合わせられるという意味では、敬意は表しますけれど。
というか、そもそもこんな風に理屈こねてる時点で我ながら土人っぽいなあと思うんですが。
たぶん、これをラジカルに観るには「萌え」とやらを理解するスキルが必要で、
私には残念ながらそれが欠落しているので。オープニングも何が面白いのか全然判らないし。
BGMは、再びアニメ店長のオリジナル音源を使用してましたね。
沢登場シーンに加えて、ニセ道玄坂とニセ殿鬼がフェードする直前も。
で、兄沢の後ろに立ってたラミカ人形は、漫画8話に出てきたアレと。
こういう、元ネタのリストとか作って博識ぶる行為には意味も利益も一切ないと思うし、土人的で嫌いなんですが、
私が書かないと誰も書かないと思うので、一応。
「残り物には福がある」も、原作のどこかで使われた事のあるフレーズだった筈。
…実際の所、アニ店の単行本とドラマCDだけでも押さえている人ってどの位いるのかなあ。