アカネマニアックス 第一章

アニメ店長でネタになってたので、君が望む永遠を知らずに観てみることに。
もう2巻が出てるのに、今あえて1巻。
一つも笑えないや…。
脚本のクオリティが求められていない、徹底的に内輪内輪に傾いた、ファンディスク的作品ってことでいいんでしょうか?
適度なエロ、適度なパロディ。昨今氾濫してる、オタクの自己満足パロディアニメの有象無象の一つという印象しかなく。
島本的観点で言えば、パロディがオタクなら誰でも思いつくレベルというのがなんとも。
よその作品からセリフを持ってくるとか、似たキャラを出すことは、オタクなら誰だってできることで。
そこを一段越え、自身の創意を加えたパロディ漫画家が島本和彦なのであって、その島本のパロディがこれでは…。
スタッフには、そこまでの意識はないんでしょうけど。
ただ、これを下地に、来月のアニメ店長で島本が何を描くかは非常に楽しみ。
吼えろペンではなくアニメ店長でやってくれたのは、アニ店ファンとして嬉しい限りです。
アニ店アニメにも通じる線の太い作画は、なかなか見応えあり。
ただ、あのロボットのデザインセンスはちょっと…。
単純にかっこよくないし、「神にも悪魔にも…」の振りがあるなら、もっとマジンガーっぽくするのが筋では?

以上、久々の地方領主気取り終わり。