星獣戦隊ギンガマン

三〜四年越しで、全五十話の視聴を完了。
何はともあれ、宇宙海賊バルバンの存在感が凄かった。
ゼイハブ船長は言うに及ばず、四人の行動隊長、シェリンダ、ブクラテス、ビズネラ、果てはヤートットまで。
キャスティングも文句無しの、まさしく悪の中の悪たる組織。
個人的には、闇商人ビズネラに、惜しみないエールを贈りとうございます。
ただ、彼らのドラマはほとんどが身内で完結していて、ギンガマンとの絡みが希薄だったのは少々残念。
幹部との対決なのに、ギンガマンは幹部だと認識していなかったり。
終盤の五人は完全に魔獣にかかりきりで、バットバス様など歯牙にも掛けていない様子でしたし。
この辺の反省が、翌年のゴーゴーファイブの、敵味方の兄弟の対比という形で表れているのでしょう。
いや、中途で放置したままにしなくて良かったです。